【2020年最新版】ECサイト構築できるASPを徹底比較!導入から運用までのポイントは?

まずは無料で始められる ECサイト構築できるショッピングカートASPは?

ネットショッピングやサイト運営初心者の場合は、初期費用や月額費用はできるだけ抑えておきたいという方も多いのではないでしょうか。ECサイト構築ができて、なおかつ無料で始められるショッピングカートASPのおすすめは以下です。

BASE

BASEは初期費用・月額費用ともに無料でネットショップを作成することが可能です。

かかる費用は、商品が売れた場合に、決済手数料が3.6%+40円と、サービス利用料3%。
その他、売上金を引き出す際の手数料がかかる程度です。コストを抑えてネットショップ運営をしたいという人にとっては大変魅力的な料金体系ですね。

また、独自ドメインはもちろん、定期便や予約販売、クーポンやメルマガなどのさまざまなオプション機能が必要に応じてインストール可能。これらの拡張機能がほぼすべて無料で使えます。

また、決済手段も豊富で、「BASEかんたん決済」という決済システムにより、クレジットカード決済、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、キャリア決済、PayPal決済、後払いと幅広く対応している点も魅力です。

STORES

STORESも初期費用・月額費用ともに0円で始められます。決済手数料は5%です。
無料プランの場合でも、アイテム登録数が無制限で、1アイテムごとに15枚の画像が掲載できるなど、商品点数を多く扱いながら、無料で始めたいというケースにもおすすめです。

また、メルマガやクーポン、再入荷リクエスト、WEAR連携などの集客面についても充実しています。さらに、Googleアナリティクスや広告タグが簡単に設置できるなど、データ分析の面にも注力しているため、初めてでも手軽にデータを見ることができ、集客アイデアを考えることができます。

FC2カート

FC2カートはフリープランの場合は、初期費用・月額費用ともに無料です。また、売り上げ手数料も無料です。商品登録数は無制限で、フリーページの作成も可能なため、独自ページに力を入れたいという方は必見です。

イージーマイショップ

イージーマイショップも初期費用・月額費用ともに無料のカートサービスです。
デザインはレスポンシブ対応、Instagramショッピング連携、Facebookタイムライン投稿など、使い勝手やSNS連携の面が特に気になっているという方はイージーマイショップで簡単にネットショップ運営とSNS連携が叶えられます。

ワイズカートゼロ

初期設定費用・月額費用が無料、さらに、無料の電話サポートまでが付いたワイズカートゼロ。
初めてネットショップを立ち上げて、わからないことが多い、メールやネットのサポートではなく電話で直接解決したいという人にぴったりです。
注文時のシステム処理費用は3%で、注文が入った際にかかるシステムです。期間限定でネットショップを立ち上げたいという方にも向いています。

本格的にECサイトを稼働させたい人は有料ASPに目を向けて

本格的なECサイトの運用を目指している場合には、最初から有料ASPを検討することをおすすめします。
無料では使えない機能や、商品登録に上限があるなど、制限がある場合も多いため、後々のことを考えると、より充実した機能が揃った有料版の導入がおすすめです。

フューチャーショップ

フューチャーショップは、SaaS型のECサイト構築プラットフォームで、デザインの自由度が高く、レスポンシブ対応も可能です。顧客に向けての機能やイベント性の充実や、時流に合わせた外部サービスとの連携でECサイトオーナーが実現したいことの多くを網羅しています。

プランは、費用を抑えながら本格的に運用できるスタンダードプラン月額22,000円(税抜)〜と、安定稼働させるためのオールインワンパッケージとなったゴールドプラン月額81,000円(税抜)〜があります。

MakeShop

MakeShopは、業界TOPクラスの機能数、売れるショップにするための集客力で2018年には年間流通総額1,594億と多くの人に選ばれているECサイト構築サービスです。
料金プランは、初期費用が10,000円(税抜)、月額費用が10,000円(税抜)のプレミアムショッププランと、初期費用が100,000円(税抜)〜、月額費用が50,000円(税抜)〜のMakeShopエンタープライズという大型ショップ向けの高機能プランがあります。

15日間の無料体験では、プレミアムショッププランの機能をすべて使うことができるため、試してみるのも良いでしょう。

ショップサーブ

“売れる機能ではなく買われる機能が入っている”という、shopserveのシステム。サイトの回遊性や購入フローを考え抜いたCMSや集客、マーケティング機能が揃います。
商材別におすすめ機能があり、イメージしやすいことも魅力です。プランは、パブリック、ベーシック、プライム、プレミアムの4つあり、それぞれ開通料は15,000円(税抜)で、月額利用料が異なる仕様です。

Shopify

カナダ発のECサイト構築サービスであるShopifyは、2017年に日本市場に参入した比較的新しいサービスです。国内向けショップはもちろん、越境ECまで幅広く多くの企業に利用されているようです。
料金プランは、ベーシックが29米ドル、スタンダードが79米ドル、プレミアムが299米ドルです。

e-shops カートS

すでに制作したホームページやサイトを活用して、ネットショップを構築できるサービスが、e-shops カートSです。ページ内の好きな場所にカートを設置することができるため、WorsPress利用の方からも評判が良いようです。
料金は、販売手数料はずっと0円で、ベーシックプランは月額2,500円(税別)、スタンダードプランは月額3,500円(税別)、ビジネスプランは4,500円(税別)と手頃な料金で始めることができます。

らくうるカート

らくうるカートはクロネコヤマトのネットショップ開業サービスで、ネットショップ初心者にも安心の「らくに始める」「らくに売る」「らくに買う」をコンセプトに作られています。
クロネコヤマトのサービスということもあり、配送連携、決済連携も可能です。

料金プランは、3段階あり、
ライトプラン:初期費用3,000円(税抜)、年間登録料3,600円(税抜)、利用手数料(税抜)1.0%
レギュラープラン:初期費用5,000円(税抜)、年間登録料36,000円(税抜)、利用手数料無料
アドバンスプラン:初期費用10,000円(税抜)、年間登録料156,000円(税抜)、利用手数料無料

といった形です。30日間無料お試しや、後からのプラン変更も可能です。

定期購入(サブスク)ならこちらのASPカートがおすすめ

扱う商品によっては定期購入が発生する場合もあるでしょう。そんな時におすすめするのが定期購入に対応したASPカートです。

カラーミーリピート

リピート販売サービス、カラーミーリピートは、商品ごとに販売サイクルを<月・隔月・週・隔週・曜日・45日間隔>と豊富に選べる設定で、商品の生産サイクルや消耗頻度に合わせて動くことができます。
初期費用は無料、月額利用料は9,800円(税抜)とコスト面での負担も少ないでしょう。

侍カート

侍カートは定期購入に特化したECサイト構築システムです。化粧品や健康食品など、単品の定期通販の専門カートで、ツーステップマーケティングという2段階に分けて商品を販売する方法が特徴的です。
サンプルやお試し商品の購入から、メールやDM、電話などのフォローを入れるなど段階的に行うマーケティング手法を徹底的に自動化することに集中して開発されています。

料金は、まずは定期購入を始めたい方向けのエントリープランが初期費用100,000円(税抜)、月額費用70,000円(税抜)、独自機能をカスタマイズできるカスタマイズプランは初期費用150,000円〜(税抜)、月額費用120,000円〜(税抜)となっています。

サブスクストア

サブスクストアは、サブスクリプション特化型のクラウドシステムです。導入企業は累計1,400社を超え、多くの企業から支持を得ているサービスです。

料金プランは3つあり、
スタンダード:初期費用69,800円(税抜)、月額49,800円(税抜)
プレミアム:初期費用99,800円(税抜)、月額79,800(税抜)

残る一つは、エキスパートプランで詳細は要問い合わせとなります。

楽々リピート

定期購入、単品通販、リピート通販に特化したASPカートの楽々リピート。店舗運営・分析業務・販促施策が一つに集約されているため、業務の効率化が図れます。

料金プランは3つあり、

ライトプラン:初期費用68,000円(税抜)、月額費用49,800円(税抜)
スタンダードプラン:初期費用98,000円(税抜)、月額費用79,800円(税抜)
ゴールドプラン:初期費用600,000円(税抜)、月額費用198,000円(税抜)

となっており、そのほか必要な機能についてはオプションも用意されています。

リピスト

単品通販に特化したリピストは、定期購入ネットショップが簡単に開設できるサービスです。

商品ページ一体型申し込みフォームの実装や、初回の定期を引き上げるアップセル機能、顧客の行動履歴に合わせた自動ステップメールなど幅広く対応しています。

料金プランは4つあり、
ライトプラン:初期費用29,800円(税抜)、月額費用14,800円(税抜)
スタンダードプラン:初期費用39,800円(税抜)、月額費用69,800円(税抜)
プレミアムプラン:初期費用98,000円(税抜)、月額費用69,800円(税抜)
エキスパートプラン:初期費用398,000円(税抜)、月額費用148,000円(税抜)

と用途やサイトの規模に合わせて選ぶことができます。

ASPカートの導入時のポイントとは?

それぞれ特徴やプランの異なるショッピングカートASPですが、どのネットショップでも導入時に押さえておきたいポイントは以下です。

初期費用、維持費

初期費用や月額費用は、プラン内容によって異なります。無料プラン、有料プランでも異なり、さらに有料プランでも複数のプランがあるため、これからサイトをどう運用していきたいのかをしっかりと考えて選ぶようにしましょう。
また、月額費用やその他維持費がかかる場合は、機能を持て余さないか、十分に使えるかなど、コスト面で無駄が発生ないように確認しましょう。

決済機能

ネットショップにおいて不可欠な決済サービスは、クレジットカード決済、代金引換、コンビニ後払いなどがありますが、これらの選択肢が多ければ多いほど、ユーザーにとっては支払いしやすい環境が整います。
決済方法が限られてしまうとユーザーが離脱する可能性につながるため、複数の決済サービスを導入しているカートASPだと決済代行への申し込みや手続きの手間がなく、スムーズに開始することができます。
そのあたりについても、ユーザーの利便性とマッチするかを検討しましょう。

カスタマイズの可否

ネットショップを運営を継続するうえで、より使いやすく改善したいという場面が出てくるでしょう。
その際に、カスタマイズが全くできないよりも、カスタマイズが可能な方が長く使うことができます。

独自ドメイン

△△.jp、△△.netなど、ドメインを取得しているネットショップの場合は、ユーザーから見たときに信頼性が高まり、また、ブランド化や集客面においても効果的です。
そのため、せっかくネットショップを立ち上げるのであれば、ショッピングカートASPの独自ドメイン対応があるものを選びましょう。

取得に料金がかかるものもあるため、事前に確認しておきましょう。

レスポンシブ対応

ひとつのデザインでPCもスマホも同じように見ることができるレスポンシブ対応は、スマホユーザーが大半を占める昨今、欠かせない機能となってきています。
わざわざスマホ用にデザインを用意するなどの手間がかからないレスポンシブ対応しているものがおすすめです。

まとめ:商材や販売スタイルによって最適なASPを選ぼう!

こうして見ると、実にさまざまな会社からカートサービスが出ています。どれにしようか迷ってしまいますが、扱う商材やネットショップの販売スタイル、規模を客観的に把握し、最適なものを選びましょう。