【2020年最新版】ショッピングカート厳選16個を徹底比較!

ネットショップを立ち上げる際に欠かせない、ショッピングカート選び。今は数多くのショッピングカートASPがあり、どれを選べば良いのか悩んでしまうという人も多いのではないでしょうか。今回はショッピンングカートASPを選ぶ際のポイントやそれぞれの特徴についてお伝えします。

ショッピングカートASP選びの8つのポイント

数あるショッピングカートASPのなかから最適なものを選ぶために、以下の8つのポイントを知っておきましょう。

商材に合わせて選ぶ(商品登録数が十分か)

まず、作るサイトと売りたい商材、ターゲット層を意識して、それに合うカートはどのようなタイプのものかを検討しましょう。

例えば、定期購入の必要なサイトなのか、若い層がターゲットの商品を売るのかなどです。ヘルスケア関連や日用品、また、化粧品などの場合は定期購入の機能があるカートを選びましょう。また、若い層を狙ったネットショップの場合には、おしゃれさや使い勝手を考えたテンプレートがあるもの、さらにカスタマイズすることができるものを選ぶとなお良いでしょう。

さらに、カートによって商品登録数が異なったり、商品画像が多いと大きい容量のサーバーを選ばなければいけなかったりということもあるため、そのあたりも事前に把握しておきましょう。

ネットショップの規模とコストが適正か

ネットショップをどれくらいの規模で運営するかによって、機能の数や料金が変わってきます。そのため、ネットショップの規模に見合ったものを選びましょう。

その際に、自社のリソースによっても選ぶカートASPが変わってくるでしょう。始めたばかりのネットショップの場合はまだ会員登録数も少ないため、メルマガ配信や会員のランク分けなどの機能はまだ必要ありません。

反対に、販路が確立され、リードを多く保有している場合には、より多く売り上げを上げるために高度な機能付きのカートを選ぶのもひとつです。

スマホ対応しているか

最近ではPCだけではなくスマホでのサイト閲覧が多く、ネットショッピングもスマホユーザーが増えています。そのため、サイト表示がスマホ対応しているかどうかは、カートASPを選ぶにあたり、大変重要な項目です。

決済サービスに対応しているか

ネットショップにおいてもっとも不可欠なのが決済サービスです。クレジットカード決済、代金引換、コンビニ後払いなどがありますが、これらの選択肢が多ければ多いほど、ユーザーにとっては支払いしやすい環境が整います。

決済方法が限られてしまうとユーザーが離脱する可能性につながるため、複数の決済サービスを導入しているカートASPだと決済代行への申し込みや手続きの手間がなく、スムーズに開始することができます。

独自ドメインに対応しているか

△△.jp、△△.netなど、ドメインを取得しているネットショップの場合は、ユーザーから見たときに信頼性が高まり、また、ブランド化や集客面においても効果的です。そのため、せっかくネットショップを立ち上げるのであれば、ショッピングカートASPの独自ドメイン対応があるものを選ぶと便利です。取得に料金がかかるものもあるため、事前に確認しておきましょう。

管理画面は使いやすいか

ネットショップは受注のほかにも、商品の入れ替わりや新着情報など、頻繁に作業が発生することが考えられます。管理画面の操作に時間がかかるのは、効率が悪いため、担当者にとって使いやすいかどうかがポイントです。

カスタマイズ可能か

ネットショップを運営していくにあたって、使いやすく改善したいということがあると思います。その際に、カスタマイズが全くできないよりはカスタマイズ可能な方が長く使うことができます。

集客サポートがあるか

Yahoo!ショッピングや楽天市場などのモール出店に比べて、独自ドメインのネットショップとなると集客力が気になるところです。ショッピングカートASPでも、SNS連携やその他のサービスに連携しているものがあるため、必要な集客サポートがあるものを選ぶことも販路確率する方法といえます。

ショッピングカートASP比較16選!

費用・機能面合わせて比較しました。

無料で使えるショッピングカート4選

サービス名初期・月額費用(税抜)決済手数料販売手数料販売商品点数
BASE無料3.6%+40円注文合計(送料込)に対して3%1日最大1000件
STORES無料5%無料無制限
FC2カート無料無料無料無制限
イージーマイショップ無料イージーペイメント利用の場合:5.0%+40円無料無制限

BASE

BASEが他のショッピングカートASPと異なるのは、「無料プランしかない」という点です。有料プランに切り替えるといったことはなく、初期費用、月額費用は無料で、決済手数料と販売手数料がかかります。さらに必要に応じて有料の拡張機能を利用する場合は費用がかかる設定です。

STORES

STORESには初期費用、月額費用が無料で利用できるフリープランの他に、月額1,980円(税抜)で利用できるスタンダードプランがあります。その場合、決済手数料は3.6%となり、ショップでの売上が伸びるほど、スタンダードプランの方がお得になります。

FC2カート

無料プランでは、独自ドメイン、メールアドレス、Google Analytics設置、メールマガジン配信などは利用できません。FC2カートでは無料プランの他にプロプラン1と2が用意されています。プロプラン1は初期費用2,500円、月額費用750円でディスク容量は200MBまでプロプラン2は初期費用10,000円、月額費用6,600円でディスク容量は10GBまで利用可能です。また上記のプランの場合は、無料プランで利用できないサービスも利用可能です。

イージーマイショップ

easymyshopでも無料プランの他にスタンダード、プロフェッショナル、カートプランと3つの有料プランが用意されています。すでにページを持っている方はカートプランでカートを追加するだけも可能です。定期購入・頒布会機能を導入したいという場合には、無料プランでは対応していないため有料プランの申込みが必要です。

有料で使えるショッピングカート12選

サービス名初期費用(税抜)月額費用(税抜)決済手数料販売手数料
フューチャーショップ22,000円〜22,000円〜決済オプションF-REGIを利用の場合:3.6%無料
MakeShop10,000円〜10,000円〜無料無料
ショップサーブ15,000円〜11,400円〜決済方法/プランにより異なる無料
Shopify29米ドルShopifyペイメント:3.4% + 0円〜外部の支払い方法を選択した場合は、ベーシックプランで2%
e-shops10,000円2,500円〜決済方法/プランにより異なる無料
aishipR20,000円〜9,800円〜3.70%55円/1売上注文
らくうるカート3,000円〜3,600円/年決済方法により異なる1%
カラーミーリピート無料834円〜3.4%+30円無料
侍カート100,000円〜70,000円〜代行会社/サービスにより異なる無料
サブスクストア69,800円〜49,800円〜AmazonPayの場合:月額費用5,000円 + 決済手数料4%無料
楽々リピート68,000円〜49,800円〜楽々ペイメントの場合:3.5%30円/件
リピスト 29,800円〜14,800円〜代行会社により異なる35円/件

フューチャーショップ

futureshopはSaaS型のECサイト構築プラットフォームです。デザインの自由度が高く、レスポンシブ対応も可能。プランは2つあり、費用を抑えながら本格的に運用できるスタンダードプラン月額22,000円(税抜)〜
と、さまざまな便利機能がオールインワンパッケージとなっているゴールドプラン月額81,000円(税抜)〜があります。

MakeShop

MakeShopはその機能数の多さと独自の「売れるショップにするための集客力」で多くの人に選ばれているECサイト構築サービスです。料金プランは、初期費用が10,000円(税抜)、月額費用が10,000円(税抜)のプレミアムショッププランと、初期費用が100,000円(税抜)〜、月額費用が50,000円(税抜)〜のMakeShopエンダープライズという大型ショップ向けの高機能プランがあります。

ショップサーブ

プランは、パブリック、ベーシック、プライム、プレミアムの4つあり、それぞれ開通料は15,000円(税抜)で、月額利用料が異なる仕様です。データディスク量もパブリックプランは1GB、ベーシックプランは3GB、プライム/プレミアムプランは10GBです。また、HTMLメルマガに関しては、パブリック/ベーシックプランはオプションとなり 月額2,000円必要です。

Shopify

カナダ発のECサイト構築サービスであるShopifyは、2017年に日本市場に参入したサービス。料金プランは、ベーシックが29米ドル、スタンダードが79米ドル、プレミアムが299米ドルです。取引手数料はShopifyペイメントを利用の場合はかかりませんが、外部の支払い方法を利用する場合には、ベーシックプランで2%、スタンダードで1%、プレミアムで0.5%の手数料が発生します。

e-shops

すでに制作したホームページやサイトを活用して、ネットショップを構築できるサービスが、e-shops カートSです。ページ内の好きな場所にカートを設置することができるため、WorsPress利用の方からも評判が良いようです。料金は、販売手数料はずっと0円で、ベーシックプランは月額2,500円(税別)、スタンダードプランは月額3,500円(税別)、ビジネスプランは4,500円(税別)と手頃な料金で始めることができます。

aishipR

aishipRは細かく分けると8つの多様なプラン設定があり、ショップの規模や状況に応じたものを選べます。
初期費用はエントリープラン20,000円〜アドバンスプラン100,000円とそれぞれに設定されていますが、年次契約の場合はどのプランも無料になります。月額料金はエントリープラン9,800円〜アドバンスプラン89,800円とこちらも幅広く、そしてこまかく設定が設けられています。

商品点数はプランに合わせて100点〜3,000点、ストレージ容量は500MB〜5GB、フリーページも利用は100〜1,000と幅広い設定となっており、自分のショップに合うものが分かりやすいでしょう。

らくうるカート

らくうるカートはクロネコヤマトのネットショップ開業サービスで、ネットショップ初心者にも安心の「らくに始める」「らくに売る」「らくに買う」がコンセプトのASPサービスです。

料金プランは表の他に、
レギュラープラン:初期費用5,000円(税抜)、年間登録料36,000円(税抜)、利用手数料無料
アドバンスプラン:初期費用10,000円(税抜)、年間登録料156,000円(税抜)、利用手数料無料
の2つがあります。商品登録数はライトプランのみ1万点ですが、レギュラープラン、アドバンスプランは無制限です。

カラーミーリピート

リピート販売サービス、カラーミーリピートは、商品ごとに販売サイクルを<月・隔月・週・隔週・曜日・45日間隔>と豊富に選べる設定で、商品の生産サイクルや消耗頻度に合わせて動くことができます。ランディングページが簡単に作成でき、商品登録から販売開始まで最短10分で行えます。

侍カート

定期購入専門の侍カートは、テンプレートデザインを使って簡単にECサイトやLPを構築できるサービスです。
表に記載したASPプラン以外に、カスタマイズプラン、フルスクラッチプランがあります。
カスタマイズプラン:初期費用150,000円〜、月額費用120,000円〜
フルスクラッチプラン:初期費用1,000,000円〜、月額費用300,000円〜
です。
どのプランでも申込み月は無料で利用できます。ASPプラン以外の2つのプランでは機能カスタマイズが別途見積もりで可能です。

サブスクストア

サブスクストアは、サブスクリプション特化型のクラウドシステムです。導入企業は累計1,400社を超え、多くの企業から支持を得ているサービスです。スタンダードの場合、稼働キャンペーンの上限は5個、トラフィック耐性は5PV/秒です。用サーバー+ASPのプレミアムプランは初期費用99,800円、月額費用79,800円で稼働キャンペーンが15個、トラフィック耐性は10PV/秒となっています。

また、これらの基本パックの他に、マーケティングパックを追加することにより、希望のプランからメール配信数やLP数を増加することができます。決済方法についてはAmazonPayのほか、楽天ペイ、NP後払いなどそれぞれをオプションとして追加する仕様でそれぞれの決済手数料が必要です。

楽々リピート

定期購入、単品通販、リピート通販に特化したASPカートの楽々リピート。

他に2つのプランがあり、
スタンダードプラン:初期費用98,000円(税抜)、月額費用79,800円(税抜)
ゴールドプラン:初期費用600,000円(税抜)、月額費用198,000円(税抜)
となっており、そのほか必要な機能についてはオプションも用意されています。

決済手数料はクレジットカード決済の楽々ペイメントの場合、初期費用60,000円、月額費用5,000円、手数料が3.5%、売上手数料が30円/件となります。

リピスト

単品通販に特化したリピストは、商品ページ一体型申し込みフォームの実装や、初回の定期を引き上げるアップセル機能、顧客の行動履歴に合わせた自動ステップメールなど幅広く対応しています。

料金プランは他に3つあり、
スタンダードプラン:初期費用39,800円(税抜)、月額費用69,800円(税抜)
プレミアムプラン:初期費用98,000円(税抜)、月額費用69,800円(税抜)
エキスパートプラン:初期費用398,000円(税抜)、月額費用148,000円(税抜)

と用途やサイトの規模に合わせて選ぶことができます。

商品点数はプランが上がるごとに増え、スタンダードプランは30点、プレミアムプランは50件、エキスパートプランは無制限で利用できます。また、1件あたりの販売手数料はスタンダードプランは20円/件、プレミアムプランは15円/件、エキスパートプランは10円/件

まとめ

ネットショップで販売する商品の特性や対象ユーザーを考えることはもちろん、これから自分たちが操作していくということも忘れず、集客サポートや使い勝手の面も考慮したカート選びをしましょう。