CTA(Call To Action)

CTA(Call To Action)とは

CTA とはCall To Actionの略語であり、行動喚起要素と訳されています。ネットショップ運営や商品紹介サイトなどにおいて、コンバーション率の向上に取り組むことが重要とされています。CTAはコンバーション率向上のための施策のひとつであり、訪問ユーザーに対して声掛けを行う役割を担っています。つまり訪問ユーザーを具体的な行動に導くことや、具体的な行動を喚起することを目的としています。

CTAの効果を高めるためには?ユーザーを導く工夫を知ろう!

ウェブページ上で、資料請求・お問い合わせ・ユーザー登録・メールマガジン購読などのボタンを見た方は多いのではないでしょうか。このようにユーザーに具体的に行動を促すボタンは、CTAの一種とされています。また商品やイベントのキャンペーンなどを広めるために、特定ページへ誘導する場合にも用いられています。訪問したユーザに、ユーザー自身にメリットのある情報や商品が入手できると思ってもらうことが、CTA活用につながります。

例えばコンテンツ内で結論や答えを明かさず、続きはこちらなどの言葉のCTAでユーザーを誘導する方法などがあります。またCTAの設置場所を工夫することも必要です。コンテンツの下の方にCTAを設置している事例が多くあります。ユーザーが記事を読み終えてから誘導することが目的ですが、視線の流れと同時に自然に目に付きやすい場所に設置することも有効といえるでしょう。さらにイラストや写真、色など視覚的にユーザーに訴えるCTAにすることで、コンバージョン率向上に繋がることも期待できます。

ユーザー視点も重要ポイント?CTAをさらに進化させよう!

コンバージョン率を向上させるためのCTA作りには、ユーザー視点も必要不可欠といえるでしょう。そのためにはユーザーの心理を考える必要があります。先ずユーザーが、今行動してもらえるようなCTAを設置することが挙げられます。期間限定・数量限定・今すぐなどの言葉を含めることで、ユーザーの心理に訴えることができ且つ効果も期待できます。またユーザーに何をして欲しいのか、ということを言葉で明確にすることも重要です。例えばCTAを矢印で示し、続きを読むにはここをクリック・購入したい方はここをクリックなど具体的に言葉で示すことで、効果をあげることもできます。

そしてユーザーの心理的な負担を減らすことで、警戒心を緩めて行動を促す手法もあります。個人情報を記入することやアンケートなどは、手間もかかり警戒心も強くなってしまいます。CTAに会員登録不要・3分で手続き完了などの言葉を加えることで、心理的な負担が軽くなり行動につながりやすくなります。