CTR(Click Through Rate)とは
CTR(Click Through Rate)は広告が表示された回数のうち、どの程度広告がクリックされたかを示すものです。簡単に言えばクリック率のことで、ユーザーがどの程度広告をクリックしているのかの指標を表す時に用いられます。インターネット広告を出す時やSEO対策をする時に重要なもので、簡単な計算式でクリック率を求めることができます。計算式は「クリック数÷インプレッション数」です。クリック数はユーザーが広告をクリックした回数、インプレッション数はホームページ上に広告が表示された回数です。表示された回数に対してクリック数が多くなればなるほどCTRも高くなります。
CTRを高くするメリット
CTRを高くする大きなメリットになるのが、コンバージョン数が増えるということです。コンバージョンというのはサイトを訪れた人が、どの程度サイトでの成果に至ったのかを表すものです。インターネット広告で言えば、インターネット広告をクリックして商品を購入するにまで至った人の数を表します。CTRが高まると広告のクリック数も増えるため、その分コンバージョンも上がりやすくなるというわけです。
広告のランクが高くなるのも、CTRを上げるメリットの1つです。広告にはランクがあり、ランクが高くなればなるほど色々な特典があります。広告のランクは広告の質の高さで変化するのがポイントです。質の高さはシステムが判断するのですが、基本的にユーザーの興味に合った広告のほうがランクが上がりやすくなります。CTRは広告が表示された回数に対するクリック数なので、CTRが高ければ高いほどユーザーが興味を持っているということになるのです。それをシステムが広告の質が高いと判断し、広告のランクが高くなります。ランクが高くなると、入札の単価が安くなったり上位に掲載されるようになたり、色々な特典があるのでCTRが高くなるように工夫してみましょう。
CTRを上げる方法
CTRがなかなか上がらない時、まず見直したいのが広告文です。広告がクリックされないということは、広告文がユーザーにマッチしていない可能性があります。ユーザーの興味が無い文面を広告文にしても、興味を惹くことができずクリックしてもらえないでしょう。入札しているキーワードが広告文に入っていないなら、まずそのキーワードを含めた広告文に作り変えてみましょう。広告表示オプションを見直してみるのも1つの方法です。広告オプションの設定次第で、広告に様々な装飾をつけることができます。広告文だけでは伝えられないことも表示できるので、積極的に活用しましょう。