meta description

meta descriptionとは

meta description(メタディスクリプション)とは、そのウェブページのコンテンツ内容を100文字程度の文章で表した概要的な文でありHTMLタグ内に記述するものです。bodyタグ内に書かれているわけではありませんので、そのウェブページを開いてもその文は基本的に表示はされません。しかし、グーグルなどで検索をした際に検索一覧で活用されており、検索結果にmeta descriptionの内容が掲載されます。かつては、このmeta descriptionがSEOにおいても重要な役割をしていたので、記述が必須と言われていました。

現在のSEOにおいてはmeta descriptionの記述の有無はあまり影響を与えていないと言われています。しかし、だからといってmeta descriptionが無意味な存在になったかというとそうではありません。検索順位に大きな影響を与えなくなったとはいえ、meta descriptionを記載することによって検索結果で表示された時のクリック率が上がります。検索をした時にページの内容がmeta descriptionによってある程度わかるページとそうでないページがあった場合に、どちらをクリックしたくなるかを考えてみればそれも当然のことでしょう。meta descriptionを設定していないと、検索エンジン側が自動で生成した文章が表示されるため、よく意味のわからない文章になってしまい避けられてしまうこともあります。

meta descriptionの書き方

meta descriptionの書き方ですが、まず書く場所はHTMLのhead内に記述します。html5の場合は<meta name=”description” content=”ここにメタディスクリプションのテキストを記述する”>形ですが、xhtmlの場合は<meta name=”description” content=”ここにメタディスクリプションのテキストを記述する”/>のように最後にスラッシュで閉じなければなりません。文字数はパソコン向けページとスマートフォン向けページによって使い分けをする必要があります。パソコン向けページの場合、グーグルの検索結果ページでは約120文字が掲載されるので、それに合わせて100文字程度で記載すると良いでしょう。スマートフォン向けページの場合、検索結果ページでは50文字程度が掲載されるので50文字程度までにしておく必要があります。

パソコンとスマホ両方に対応しているレスポンシブWebの場合であれば、前半の50文字に重要なことを詰め込み後半の70文字程度でより詳しく書くようにするとどちらにも対応したmeta descriptionを書くことが可能です。

SEOは上位表示させることが目的ではない

meta descriptionを検索順位への影響が低いからと軽視している人も多いですが、SEOの目的は上位に表示させることではありません。上位に表示させたいのはそれによってクリック率が上がるからです。検索したユーザーがそのページ見たいと思えるようなmeta descriptionを書くことは、ユーザー目線において非常に重要になります。