UX(User Experience)

UX(User Experience)とは

Webマーケティングを行う上で知っておくべき用語の一つにUXがあります。このUXというのは、User Experienceの略語で、そのまま訳すと「ユーザーの体験」という意味です。もっとも、それだけだとどういうことか分かりにくいので、もう少しかみ砕いていうと、Webサイトに加えて、企業が提供するサービスや商品などの利用によって顧客が体験できるものごとを総合的に表すものであるとイメージするとよいでしょう。

なぜユーザーエクスペリエンスは重要なのか?

WebマーケティングにおいてUXが重要視される理由は主に3つあります。まず一つ目は、UXによって競合他社との差別化を図れるようになるという点です。例えば、他社と同じ家電製品を製造している企業にとって、顧客に自社の製品を積極的に選んでもらえるようにするためには、それを実際に使用してみて他社製品よりも便利であると感じてもらうというのが大切です。また、飲食店を経営するうえで、多くの顧客に来店してもらうためには、他店よりも料理がおいしかったり、サービスが優れているという体験を顧客にしてもらわなければなりません。このように、UXは競合との違いを明確にし、自社を有利に見せるためのツールとして使えるのです。

また、2つ目の理由は、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などの様々なデバイスの登場によって、これまでに比べてユーザーと接するチャネルが多様化したという点です。それぞれのチャネルを利用するユーザーに対して、自社のサービスや製品をよく見せるためには、チャネルの特性に応じたUXを提供できるようにする必要があります。同じUXでもチャネルによって見え方がまったく違ってくるため、必要に応じてカスタマイズしていかなければならないというわけです。

さらに3つ目の理由は、ユーザーの購入プロセスが変化してきたという点です。かつてはサービスや製品を得るためには、街中にある店舗に行って実際にそれらを見たり、触ったりして選ぶというのが定番でしたが、インターネットの普及によってわざわざ店まで行かないユーザーが増えてきています。彼らにサービスや製品の良さを理解してもらうためには、UXを工夫していかなければならないのです。

UXとUIの違いとは?

UXに似た用語にUIがあります。UIというのは、User Interfaceの略語で、ユーザーが実際に目にするデバイス上の画面を意味します。UXはUI上に様々な情報を表示することによって、ユーザーにサービスや製品を体感してもらうという概念です。そのため、両者は密接に関連するものの、必ずしも同じ意味ではないという点を理解しておくようにしましょう。